- 節約すると、なんだか生活に味気がなくなる
- お金は貯まっても、楽しみがなくなりストレスが貯まる
- 節約に疲れ、元の浪費生活に戻ってしまう

このような悩みを抱えていませんか?
実は『お金を持っている人ほど節約の達人』であることが多いです。私を含め倹約家の人達は、節約をしながらも人生を全力で楽しんでいます。
お金は価値があるものに使い、無駄使いはしない
このバランスこそ、準富裕層(保有資産5000万円)の秘密です。
今回の記事では、私が実践している『他人から見たら、節約なのに幸福度が下がらない習慣』をわかりやすく解説します。
節約は決して我慢ではないと言う考え方がきっと変わります。
そしてこの記事を読み終えた瞬間から、ストレスを感じない節約ができるようになるでしょう。
準富裕層はお金の使い方に哲学がある


偉そうに哲学と書き出しましたが、私は節約に対して2つのポイントを大切にしています。
- 節約は手段であり、目的ではない
- 節約をしている意識を持たない
この価値観は、特別な人にしかできない訳ではありません。シンプルであり、誰にでも無理なく節約できる考え方になります。



少し考え方を変えるだけでも、お金の使い方は変わりますよ。
たかが節約でも、自分軸で考えることが資産を効率良く増やしてくれる手助けになるでしょう。
節約は手段であり、目的ではない
私は節約を我慢や苦しいことだと一度も感じたことはありません。
なぜなら、私にとっての節約は自分の価値観に合わない物には、お金を使わないための手段なのです。
つまり、何を削るかよりも何にお金を使いたいかを先に決めています。
- 家族で楽しむための旅行
- 子どもの経験
- 自分への投資
- 趣味や好きなこと
特に、生活の満足度を下げない固定費(保険・スマホ・車など)は徹底的に見直す。
服などの消耗品はこだわりはなく、家族全体で価値観を共有することで使わないところには一切お金をかけない。
幸い、子どものおもちゃや服は兄からもらえるので、ほぼ購入したことはありません。



ここ数年で、自分の買った服はGUのTシャツ1枚のみです。あとは貰いものでカバー。
使えるもの・もらえるものはとことん使い買わない。本当に価値を感じるものにはしっかりとお金を使う。
このメリハリがあるからこそ、我慢のない節約ができ、生活の満足度が保たれるのです。
節約している意識がない
衣服や消耗品だけでなく、私たち家族3人の1日の食費は大体1000円未満で済むことがほとんどです。
さらに節約している自覚すらありません。
『必要な物は必要な時にだけ』を意識する
要するに、自分にとって余計なものを買わないことが、普通の生活になっているからです。
たとえば、いつも何気なくカゴに入れているお菓子などの嗜好品。これは本当に自分に必要か?と立ち止まって考える習慣が自然と身に付きます。



以前は習慣化されていたお菓子の購入。今では、お菓子コーナーに行くことすらありません。
- 毎日飲むお酒
- 毎日食べるポテチ
- 毎日買う自動販売機のジュース
私はこの習慣をすべて遮断。最初の頃は欲する感覚がありましたが、今では選択肢すら生まれません。
『当たり前のように買っていた物を疑う感覚』が、実は最強の節約術なのです。
幸福度・満足度が下がらない節約の2つのポイント


節約を意識し始めた最初の頃は、とてもつらくストレスを感じてしまうこともあります。
しかし、対処方法を知り自分でコントロールをすることで、当たり前の感覚に近づけるようになります。
- 自分の意志で選んだ節約
- 自分が満足できる物を理解している
最初の頃は意志のコントロールが下手で、自分の意志は突然壊れてしまいその瞬間浪費に走ることもあります。



特に習慣化した『ついで買い』のコントロールが大変です。
ですが、日々の生活を振り返り幸福度・満足度を保てるポイントを探すことで、失敗をする可能性を下げることができます。
では、この2つのポイントの具体的方法を確認してみましょう。
自分の意志で選んだ節約
同じ節約でも、自分の意志で選んだ節約はストレスになりません。他人のマネや『節約しなきゃ…』という義務感でやる節約は苦しくなります。
私たち夫婦の例では、基本外食より自炊を選びます。(月の予算内で外食は楽しみます)
安いというだけでなく、健康管理や味の好みなど自分たちでコントロールできるし、何より料理をすることが楽しい。
車に関しても軽自動車1台のみですが、遠くに行くときはレンタカーを借りたり、公共交通機関の利用で車の所持数を増やしません。



大切なことは自己決定感があること
私は、自分の価値観を大切にし『納得のいく節約』しかしていません。だからこそ続けることができるし、満足度も下がらないのです。
自分が満足できる物を理解している
他人と比較する価値観ではなく、自分にとっての満足が何かを明確にしている人ほど、お金の使い方が上手です。
高級車やブランド品より、『気に入ったコーヒーを毎日飲む』『趣味の料理で使う調味料にこだわる』などのお金を使った方が満足度が高いからです。



特に家族との時間に、お金を使うことが一番価値を感じています。
私に限らず、倹約家の方は『お金をかけるべきところ』を明確にし、価値を感じないことには自然に削れるようになっているのです。




実際にやっている節約習慣


- 毎日買い物に行く
- 衝動買いを防ぐマイルール
- お金ではなく『時間』に価値を置く
固定費の見直しは月に3万円~5万円のお金を残せる方が多く、一度取り組んでしまえば、節約効果が一生続く最強の節約術です。



私の場合は保険関係・スマホなどを見直しで、年間で100万円も浮きました。
固定費の削減は、誰がやっても必ず結果が出る節約方法の1つです。
さらに、無駄使いをしないために今現在も取り入れてる節約習慣を説明していきます。
毎日買い物に行く


私たち家族は、買い溜めはしません。その日に必要な物だけを買うことで余計な物は買わないようにしています。



徒歩数分で、スーパーがあるのでまとめ買いはしません。
冷蔵庫の中身は3人家族とは思えないほどの量しかなく、いつも使う食材・調味料の在庫はすぐに把握できるようになっています。
そして、一日の予算は1000円と決めているので、本当に必要な物しか買いません。



でも、毎日買い物に行くなんて面倒くさい...
たしかに住んでいる環境・場所によっては難しい。
ですが、予算を決めて無駄な嗜好品を買わない習慣を身に付ければ、まとめ買いの時にでも効果は発揮します。
節約は常識を疑う気持ちがあるだけでも、お金の使い方は大きく変わることでしょう。
衝動買いを防ぐマイルール『一週間考える』
欲しい物ができた時は、すぐに買わないで1週間ほど時間を置きます。時間を置いても欲しい感情が残っているのであれば、購入します。



一週間で考えることはいくつかあります。
- 代わりになるものが自宅にないか?
- 本当に必要な物か?冷静に考える
- 身内からもらえないか聞いてみる
最近の例で話しをすると、妻の自転車が古くなり買い替えを検討していました。しかし、結果的に義理の父のご兄弟から頂けることになる。
さらに、私が使う自転車まで頂けることになり10万円以上の出費を抑えることに成功。
今回は運が良い結果になりましたが、一週間という時間を置く習慣が運を引き寄せたのです。
思いつきで使うお金は時には大切なことです。しかし、待つことで『残り物には福がある』を掴めるのです。
セール品のために『時間』は使わない
ここまで様々な節約を実践していますが、『お金を貯める』以上に『時間を奪われない生活』を大切にしています。
- 安い卵を買うために、隣町までのスーパーへ行く
- セールだからと言って、何時間も並ぶ
- クーポン探しに時間をかける
これらの節約は、時間をかける割に効果が少ないだけでなく、時間の浪費に繋がることがほとんどです。
往復1時間以上かけて数百円安く買う。ガソリン代や自身の時間を考えると逆にマイナスに働きます。
節約を気にし過ぎると、時間に余裕がなくなる
大切なことは自分の時間を無駄に消費しないか?を考えること。時間に余裕がある=精神的にも豊かという感覚を持てることなのです。
節約は我慢!この考えは、今この瞬間に変える


- 節約は我慢を続けること
- 未来のために今を犠牲にすること
- やりたいことを制限すること
節約に対する考え方は今この瞬間から変えましょう。そして、お金を使わない幸せに気づけるかが大切です。
保険・車・スマホなどの固定費の見直しを最優先したのち、自分が幸せだと感じられる習慣を見つけることが重要になります。
- 図書館で借りてきた本を読む
- 3キロのランニング
- 弁当を持参して、出かける
- 子供と公園で遊ぶ
この習慣は私自身の知識のレベルアップだけではなく、外で体を動かし、家族との時間を過ごす大切な習慣になります。
無料または低コストでも、満足できる幸福に気づける感性こそが、本当の豊かさを作りだしてくれるのです。
自分の好きには節約意識は持たない
お金を使わない幸せは、日々の生活の中で基本として考えます。しかし、本当に好きなことにお金を使うことも大切です。
私の場合はスノーボードにはしっかりとお金をかけます。毎年使える金額を設定し、冬のシーズンは本気で楽しむことに集中します。



スノーボードを楽しみたい!セミリタイヤを選んだ1つの理由!!
節約はすべてを削ることではありません。私は本当に価値のある贅沢には正面から向き合います。
こうした『心の満足感を得られる支出』には積極的にお金を使うことが幸福度を保つ節約の本質なのです。
やってはいけない節約はすべてを我慢すること


節約でありがちな失敗は、『すべてを我慢することです』。特にやってはいけない節約として以下の3点があります。
- 人との繋がりに時間を使わない
- 自分の経験・好きを制限する
- 健康へのお金をかけない
人生はお金を貯めることが目的ではありません。価値を感じない物にはお金を使わない。でも価値を感じる物にはお金を使う。



私は『使わない勇気と使う覚悟』の考えで今を生きています。
節約とは、我慢の連続ではありません。納得できるお金の使い方を選び取る行為なのです。
【準富裕層の節約術】幸福度を下げない習慣を主夫FPが徹底解説のまとめ


家電・スマホ・車。現代の生活において魅力的な商品が溢れています。
すべてを求めてしまうと、いくらお金があっても足りません。
だからこそ、自分の価値観を大切にして、本当に価値のあるものだけを手に入れる習慣が大切なのです。



老子の言葉である『足るを知る』。この考えが本当の自分を知ることができます。
固定費を徹底的に見直し、私の価値観で節約を貫いて5年間。この生活で感じるのは、お金を使わなくても幸福度は高いということです。
節約を我慢と感じてしまうことは『お金に縛られている生活』であり、節約を習慣と感じると『お金を味方につけた生活』と考えられます。
- 自分の価値観に合って節約
- 不快を感じない仕組み
- 幸せを感じる支出の優先順位
この3つを意識すれば、お金も心も満たされる新しい節約術が手に入ることでしょう。




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