【工場勤務からセミリタイヤへ】人の役に立つ喜びと稼ぐ力の育て方

人の役に立つ喜びと稼ぐ力の育て方
管理人ちゃんや
家計管理アドバイザー
【保有資格】
・AFP(日本FP協会 FP2級)
・日商簿記3級

2023年12月で約20年勤めた製造業を退職。
純資産8000万円を所持し、セミリタイヤを達成。
子育てを最優先し、金融・保険商品を売らない『独立系主夫FP』として活動中。

★セミリタイヤ×準富裕層×FP★
3つを合わせたお金の情報を独自の経験から発信。

  • 『稼げるようになってからがスタート』だと思っていた
  • でも、本当に大切なのは、今誰かの役に立てていることだった
  • 少しずつ増えてきた、家族や友人からのお金の相談

私は約20年勤めた製造会社を退職し、セミリタイヤを選択。

現在はファイナンシャルプランナーという存在に、全力で向き合う日々を過ごしています。

ちゃんや

正式な収入はわずかですが、人に頼られる機会が少しずつ増えてきました。

この記事では『本業以外で稼げていない自分』に悩んでいる人に向けて書いています。

人の役に立てたという実感こそ、稼ぐ力のはじまり

そう感じた日々のできごとと、マインドの変化を正直にお話ししていきます。

目次

できない自分から、できる自分になるまで

できない自分から、できる自分になるまで

以前の勤めていた会社は大手企業のグループでしたので、安心・安泰で定年まで働き続けることが当たり前と感じていました。

しかし、リーマンショックがきっかけで『このまま安定して収入を得ることは、無理なのでは?』と本気で考えることになります。

リーマン・ショックは、アメリカ合衆国で住宅市場の悪化によるサブプライム住宅ローン危機がきっかけ[1]となり投資銀行リーマン・ブラザーズ・ホールディングスが2008年9月15日に経営破綻し、そこから連鎖的に世界金融危機が発生した事象である[2][注釈 1]。これは1929年に起きた世界恐慌以来の世界的な大不況である。

引用元 Wikipediaリーマンショック

ちゃんや

社会人になって初めての経験は、とてつもない不安と恐怖でした。

さらに、会社員以外で稼ぐ方法なんてわからない。どうにかして、稼ぐことはできないかと日々悩んでいる自分がいました。

この時の年齢は20代前半~中盤。そこで出した答えは、このまま働き続けるしかない。この会社を信じるしかない。

当然、副業なんて意識はまったくありませんでした。

『もっと頑張らないと』から抜けだせなかった日々

20代後半になると、仕事の幅が増え現場では責任者に近い立場になります。同時に給料も満足はできる水準で、同世代と比べると高い部類でした。

それでも、常に不安を感じていました。

  • 日勤と夜勤を繰り返す仕事で、体は大丈夫か?
  • スキルが身に付く実感がない
  • 仮に会社が倒産したら、自分には戦える武器がない

この気持ちを常に感じていたが、どうすればいいかわからない。

ですが、そんな私に変化を与えてくれたのは、妻との出会いでした。

個人事業主という働き方

個人事業主という働き方

妻とはスノーボードを通して出会い、意気投合し結婚。妻は個人事業主として、1人で美容関係の仕事をこなしていました。

一緒に生活する中で、会社員である私には考えられない働き方に気づくことになります。

  • 働き方をコントロールできる
  • 自分の力で稼ぐことができる
  • 時間に縛られず、自由に生活ができる

会社員であった私には、大変衝撃を受ける結果に。

同時に自分にできることは何だろう?と模索、実行に移すことで人生が大きく変わることなるのです。

ちゃんや

フリマアプリでの不用品販売。せどり、整体と様々なことにチャレンジするきっかけを与えてくれました。

自身の経験と、知識で人の役に立てる仕事は?

妻と協力して始めた副業は、資産形成・セミリタイヤの道筋を作ることができました。

しかし、ここで1つの疑問点が思い浮かびます。

これらの仕事は、本当に自分のやりたいことなのか?

家計管理や資産形成、私の経験を活かせた仕事はなにか?と考えた結果が、ファイナンシャルプランナーとして人の役に立ちたい。

2023年の夏から本格的にFPの勉強を開始。その結果、2025年7月現在はAFP(FP2級)・日商簿記3級と資格を取得することになります。

FPの資格を取っても、いきなり収益にはならなかった

保険や銀行などの金融機関に勤めているのであれば、昇給のキッカケになりますが、純粋に商品を売らない独立系FPは稼ぐこと難しい。

ちゃんや

わかってはいたことですが、現実は厳しいものでした。

  • ブログを書いても、アクセスはほとんどない
  • SNSで発信しても、反応はわずか
  • 仕事の依頼なんてゼロ

それでも、『無駄だった』とは思いません。

なぜなら、このブログだけでなく友人・家族など『誰かのために私の経験と知識を使いたい』と思えているから。

1人でも多くの人が、少しでもお金の不安を無くすことに意味があると感じています。

きっかけは身近な人からの相談だった

きっかけは身近な人からの相談だった

NISAってやってる?投資ってなんか怖いよね...

会社員時代の休憩時間に、同僚からのちょっとした会話がきっかけでお金の話をすることがありました。

ちゃんや

私は、2021年の5月からつみたてNISA(旧NISA)を開始。同年9月には、米国高配当ETFでも運用を開始します。

当時はそこまで浸透していなかった投資関係の話は、同僚・友人・家族と様々な方に話をする機会が増えることに。

そのとき、『自分が学んだこと・経験が人の役に立っている』と実感しました。

  • 家計管理の大切さ
  • 投資の必要性
  • ローンの怖さ
  • 難しい言葉ではなくわかりやすく

感謝されるたびに、心の中でこう思います。『FPが本当にやりたいこと』だと。

家族にも頼られるようになった

親のスマホキャリアの見直し、保険の見直し。兄夫婦が心配している将来への不安解消。

そして、妻からの家計相談。

当時はFP3級のみの資格しかなく、『家計管理アドバイザー』『お金のプロ』とは言える存在ではありませんでした。

しかし、『専門家としてではなく、信頼できる誰かとして頼られる

この体験は、どんな収益よりも自信につながり、本気でお金のプロを目指すことになります。

人の役に立つという価値は、数字以上に重い

人の役に立つという価値は、数字以上に重い

どんな仕事でも、お金がもらえるから行動するわけです。しかし、ファイナンシャルプランナーだけの価値は、まだ認知されていないのが現実です。

ちゃんや

お金の先生でありながら、FPとしてお金を稼ぐことは本当にむずかしい。

もちろん、やるからにはお金をもらいたいのが本音です。

ですが、相談を通して『人の役に立てた』という実感が、何よりも心を満たしてくれる。

数字は目に見える成果ですが、誰かのためになれたという実感は、私の存在価値を深く肯定してくれるもの。

だからこそ、人の役の立つことの価値は、数字以上に重く、人生を豊かにしてくれると実感しています。

収益はゼロでも『ありがとう』で心は満たされた

正直に言えば、今現在FPとしての報酬はほぼありませんし、相談業務の数もそれほど多くありません。

でも、相談の後に『聞いてよかった』『分かりやすかった』と言ってもらえることが、FPとしての原動力になっています。

ちゃんや

友人・家族と会えば、お金の話をする機会が増えました。

  • 稼ぐことは、誰かに価値を届けること
  • 価値を届けた結果として、お金はあとからついてくる

私は、この順番を大切にしたいと思っています。

焦らなくてもいい。信頼は静かに積み重なる

収益はでていなくても、信頼と実績は確実に積み上がる。

それに気づけたのは、実際に相談がリピートされたときでした。

  • 一度相談を受けた友人からのリピート相談
  • 会うたびに、家計管理や投資の相談をされる
  • FPとしての意見を聞きたい

この時、心の中で小さな確信をしました。

自分は、FPとして稼ぐ土台の上に立てていると。

稼ぐ力は、誰かの役に立ちたいと思うところから始まる

稼ぐ力は、誰かの役に立ちたいと思うところから始まる

会社員で稼ぐことは、立派な社会貢献に繋がりますし、間接的ではありますが人の役に立てています。

しかし、自分の力で稼ぐことは直接的に人の役に立つことが基本と感じています。

ちゃんや

FPだけでなく、整体やせどりは自分が行動した結果、お金が付いてきます。

FPという仕事はお金が密に関わる内容です。当然のことながら、『人の役に立ちたい』という気持ちだけでは信頼を勝ち取ることはできません。

ですが、人のために行動し続けることは信頼を生み、それがやがて仕事につながる。

『稼ぐ力』はスキルだけでなく、思いから生まれる

友人・家族だけの小さな世界ではありますが、お金の不安を取り除きたい。という人を思う気持ちこそが、行動を生み、価値を生み出すのです。

お金の悩みは身近で話せる人が必要

多くの人は『専門家に相談するほどでもないけど不安』という段階で悩んでいる傾向があります。

だからこそ、商品を売らない・説得力があるFPとしての立場が活きてくると感じています。

ちゃんや

お金のプロでありながら、資産もない・家計管理もできていないFPは私は信頼できません。

  • 分かりやすい言葉で話す
  • 感情や生活背景まで分かったうえで助言をする
  • 私の経験と知識を踏まえて、一緒に家計を見つめ直す

私がやっているのは、稼ぎ方を教えるのではなく、『その人のらしい暮らし方を考えるお手伝い』をしているのです。

『誰かのために』が、やがて『自分の力』になる

最初は、FPの勉強は自分たち家族のために始めたものでした。

結果的にFPの知識は、私たち夫婦の家計管理と資産形成において大きな力となり、『やっててよかった』と思える日が増えていきます。

ちゃんや

今では、FPの知識と経験が『人の役に立てる』までになりました。

  • 相談を受けるたびに、自分の理解が深まる
  • ブログを通して、自分の視点が磨かれる
  • 感謝されるたびに『もっと力になりたい』と思える

稼ぐとは、価値の提供をお金に変える行為。

その価値の最初の一歩が、誰かの役に立ちたいという気持ちなのです。

【工場勤務からセミリタイヤへ】人の役に立つ喜びと稼ぐ力の育て方のまとめ

人の役に立つ喜びと稼ぐ力の育て方のまとめ

今現在、私はFPとして大きな報酬は得ていません。でも『あの時相談してよかった』『また聞きたい』と言ってもらえるようになりました。

FPとしての喜び
  • 学んだことが、人に役立っている
  • 感謝の言葉が、自分の自信になる
  • お金では測れない価値が、少しずつ積み上がっている

これが、私の思う稼ぐ力の本質です。

焦らなくてもいい。

目の前の誰かを助けることに集中すれば、稼ぐ力は、静かに、でも確実に育っていく。

この記事を読んで、『まだ稼げていない自分』に悩んでいるあなたが、少しでも前向きな気持ちになれたなら。

それが、また1つの『人の役に立てた実感』につながるのです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

CAPTCHA

目次